あなたは大丈夫??就活生なら知ってて当然のビジネス敬語を紹介
意識して話すようにしないと面接の場で不適切な発言をしてしまうことになります。
2015.08.06
ざっくり言うと
- 頻出ビジネス敬語を紹介
- 敬語と思っても間違っている場合がある
- 意識して言葉選びを
はじめに
就職活動に際して、先輩のアドバイスやキャリアセンターのセミナーなどで、マナーや敬語を気をつけるように言われた就活生も多いと思います。
大抵の企業では、マナーや敬語の些細な間違いはあまり気にされませんが、社会に出てからは別です。そのため、就活生のうちにしっかり押さえておくことをおすすめします。
今回は就活生が「最低限」知ってて当然のビジネス敬語について紹介します。
ご連絡、ご返信
尊敬語は相手に敬意を表するもののため、たとえば企業に対するメールの返信で「先日返信しました通り」のように書く学生がいますが、これはNGです。「ご返信致しました通り」「ご連絡差し上げました通り」のようにしましょう。出典 就活生なら知ってて当然ビジネス敬語
いらっしゃいますか?ご在席ですか?
企業に問合せの電話を入れるときなどに「人事の方はいますか?」とフランクに尋ねてしまう就活生もいるようです。出典 就活生によく見られるビジネス敬語16の間違いと模範回答
これは「いらっしゃいますか?」「ご在席ですか?」が正しい表現です。
御社、貴社
ビジネス敬語の定番ですが、どちらを使えば良いのか分からないという就活生も意外と多いです。出典 就活生によく見られるビジネス敬語16の間違いと模範回答
この「御社」と「貴社」は、両方とも相手の企業を敬う言葉ですが、「御社」が口語で使う言葉であるのに対して、「貴社」が文語で使う言葉であるという違いがあります。
つまり、面接では「御社の理念に共感して……」が正しく、エントリーシートでは「貴社の理念に共感して……」が正しいとなります。
お疲れ様です
企業のエントランスで面接の時間を待っていると、前を社員が通ることがあります。そのとき、もちろん挨拶するのがマナーですが、たまに「ご苦労様です」と挨拶する就活生がいます。出典 就活生によく見られるビジネス敬語16の間違いと模範回答
この「ご苦労様」は、上司が部下を労うものですので、就活生が社員に向けて使ってはいけません。正しくは「お疲れ様です」です。
申し訳ございません
説明会に遅れてしまう等で、よく謝罪をする際に「すみません」と言う学生が多いですが、これは適切ではありません。「申し訳ございません」で統一しましょう。出典 就活生なら知ってて当然ビジネス敬語
かしこまりました
何事か承諾する際に「了解しました」と答える学生が多いですが、了解は敬語のようで実は敬語ではありません。使用してもあまり問題はありませんが「かしこまりました」が無難です。出典 就活生なら知ってて当然ビジネス敬語
私
男子学生で一人称を「僕」と呼称する人が多いですが、ビジネス上は基本的に「私」です。就活の面接から意識しておきましょう。出典 就活生なら知ってて当然ビジネス敬語