【ES究極攻略】志望動機に差をつけるポイントなぜ同業他社でなく当社なのか

志望動機では他社との差別化がカギになります!どうすれば上手く言えるのでしょう ・・・

志望動機  業界・企業研究  面接対策 

2015.05.20

ざっくり言うと

  • 「なぜ同業他社ではなく当社なの?」
  • この質問の意図とは?
  • 2つの視点から答えを考えてみましょう!

はじめに

なぜ同業他社ではなく当社なのか

エントリーシートや面接の際に、
志望動機としてよく出されるのがこの質問。

実際に聞かれた時、自信を持って答えられるように、
ここでは”使える”3つの理由をあげます。

この質問の意図は?

この質問には、応募者の
企業に対する興味の度合いや入社意欲
確認する意図があります。

応募者が何を基準に選考を受ける企業を選ぶのか、
どこに魅力を感じたのかということは、
採用担当者にとって非常に興味があるものです。


実状として、学生の中には
「入社できるならどこでもいい」
「第一志望ではないがとりあえず応募する」
という人がたくさんいます。

そのため、
質問をされると困惑する人が少なくありません。
応募先の企業に対して
「絶対にこの会社で働きたい!」
という熱意がないのですから、当然ですよね。

そこで「応募者がその企業に対して興味を持ち、
企業について理解しているかどうか」
をこの質問で確認することで、
採用担当者は応募者の真剣度を判断します。

次は具体的にどう答えるのか説明します。

業界内の特別なポジションから説明

<メリット>
多角的に事業を行っている総合商社などなら
業界内のポジションが明確であるため、

この理由が述べやすいです。
これに自分の強みや、入社後にやりたいこと等を
合致させれば、説得力のある志望理由となります。

<デメリット>
扱う商品が基本的に一つである業界の場合、
その業界のリーディングカンパニーである
ということ以外には述べにくいです。

社風・企業理念から説明

<メリット>
社風・企業理念は企業によって大きく異なり、
また働き方にも大きな影響を与えます。

よって、自分の性格やキャラクターと合致する場合は
アピールとして非常に有効であると言えます。


<デメリット>
銀行などの、今までに再編や合併を
繰り返してきた企業においては、
独自の社風といったものが薄いことも多く、
この場合は理由として使うのは向いていません。

企業で働く人から説明

<メリット>
会社説明会や面接、OB訪問で出会った、
その企業で働く”人”が他社より魅力的だった、
惹かれたという理由は、
どの企業の志望理由にも使えます。

この理由は以上のように、
非常に凡庸性が高く便利です。


<デメリット>
①、②よりも志望理由としては
インパクトが小さいのが難点でしょう。
よって、この理由を使う際はプラスを稼ぐ
よりはマイナスを減らす使い方がおすすめです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

以上の3つの理由は、
最も基本的な志望理由の要素と言えます。

しかし、更に他の就活生と差をつけたい。
そんな場合は、【OB訪問】をしましょう。


「何故、多数ある同業他社の中から
今働いている企業を選んだのですか」


と実際に入社した人に質問をし、
情報源とするのが一番具体的で
効率のよい志望理由の見つけ方です。

その際には、上記の理由のどれを使ったのかも
意識して聞いてみるのもよいでしょう。