留学経験を就活で活かすための4つのポイント

留学はそこまで重視されていない傾向にありますが、使い方によっては大きく変わってきます

面接対策 

2015.05.14

ざっくり言うと

  • 「英語力が身につきました」はダメ
  • 主体的に活動したことをアピールする
  • 経験の活かし方を伝える

はじめに

留学経験者のみなさん、最初に言います。

留学に行っただけでは就活で有利にはなりません。

リクルートの行なっている就職意識調査「就活白書」では、海外留学を採用の基準として、重視すると答えているのはわずか5.7%です。
しかし、留学経験を上手く使って自己PRをすれば、評価が高くなります。

今回はそのポイント4つを見ていきたいと思います。

①「英語力が身に付きました」はダメ

もちろんただ海外へ行っただけでは英語力は身に付きません。
努力したことをアピールしたくなるのもわかります。
しかし、人事からすれば、留学したのなら英語力は当たり前と考えている人も多いです。

英語力は、資格の欄にさらっと書いてアピールするに留めると良いです。そのために何かスコアを取っておくとよいかもしれません。

②相手が流れをイメージできるように話す

その現場がイメージできると、
企業の方も興味を持ってくれます。

また、話している内容が「絵になって見える」というのは、留学経験の有無に関わらず、就職活動の自己アピールにおいてすごく大切なことです。

どんな経験にしても、

「自分だからこうした」

ということをきちんと語れればよいのです。

「異文化の中で生活して視野が広がりました」
「コミュニケーション能力や
 国際性が身に付きました」

みたいな表現だけは避けるようにしましょう。
誰もが使っています。

③主体的に活動したことをアピールする

企業が求めているのは、主体的に活動した経験です。
なぜなら、主体的に活動した経験の方が、学生自身の姿が見えるからです。

大人数で参加したサークルの話よりも、小規模のゼミでも、あなたが目的意識をしっかりもって、活動した話のほうが、あなたのことが伝わります。

また、成果をあげるためには、言われるままではなく、自分で主体的に行動する必要があります。
だから、学生時代の経験は「主体性」のあるものを選ぶべきです。

「ただ留学をしただけ」になりがちなので、むしろ注意が必要であるといえるでしょう。
ただ、少しの工夫で主体的に行動することができるはずです。

④経験の活かし方を伝える

上記で考えた留学での学びは社会に出て活かせるものでしょうか。
希望している企業で望んでいる人材像と合致しているでしょうか。

ここでも、語学力はツールでしかないので、
例えば英語を使って何をできるのか、
という点がポイントです。

就活生がどのように会社に貢献してくれるか

このように企業が具体的にイメージできるように説明しましょう。

おわりに

英語が堪能な人材は需要があります。
以上4点をしっかりと意識してアピールすれば、周りの学生と大きく差をつけられることでしょう。

せっかくの留学経験を
アピールポイントにしましょう!!

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