意外と知られていない?!ES・面接で避けるべきエピソード❸選

いつも話しているそのエピソード、実はNGかも?!

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2016.09.17

ざっくり言うと

  • ガクチカは大学生の時の話をしよう!
  • ほとんどの人がしている○○の経験はNG!
  • つらかった経験で○○の話、してない??

はじめに

ESや面接で「学生時代頑張ったこと」「今まで最も辛かった経験」を質問されることがありますよね。
しかし、なんでも正直に答えて良いわけではありません。それらを答えるときに、避けるべきエピソードがあります。
ここではその3つを紹介します。

❶大学入学前の経験

「学生時代に頑張ったこと」は頻出質問のうちの一つです。しかしこの「学生時代」という書き方、曖昧ですよね?
これは「大学生時代」のことを指します。

もし、高校時代またはそれ以前の経験が書かれている場合、
「大学では何もしていないのか」
と判断されてしまう可能性があります。

「直近の話題を知りたい」というのが企業の本音です。

❷大学受験

今までの人生で最も頑張った経験として、「大学受験」を挙げる人、少なくないのではないでしょうか。
しかし、これを「最も頑張った経験」としてESや面接でアピールするのは好ましくありません。

その理由として、
① ほとんどの大学生が大学受験を経験しているため、苦労したことはどの学生も同じである
②大学入学後の勉強は手を抜いているのか?と思われてしまう
③受験勉強は「個人」でするため、コミュニケーション能力があると感じられない

以上の3つが挙げられます。

多くのマイナスイメージが存在する中で、
このエピソードを選ぶことは非常に危険です。

❸親族の不幸

「今まで最も辛かった経験」を聞かれたときに、「親族の不幸」を思い浮かべる方いらっしゃいますよね。その人の中では、その経験が圧倒的に「辛かった経験」であることは間違いないでしょう。
しかし、この質問の答えとしては不適切です。

この質問で企業が知りたいのは、「『能力不足』によって招いた経験を克服した過程」です。

① ~という辛い経験をし、
② ~と反省し、
③ それに対してどのように努力し、
④ どのように成長したか

という一連の流れを書く必要があります。

親族の不幸は「能力」とは関係ないため、ここでこの話題に触れるのは避けましょう。
また、実際のところ、企業側は親族の不幸の話をされても対応に困ってしまいます。

おわりに

いかがでしたか。
これらは「絶対に」書いてはいけないというわけではありません。
重要なのは、質問をする企業側の意図を汲み取ることです。
あなたの説明次第では、これらのエピソードでも企業の心を動かすことができるかもしれません。
しかし、これらのエピソードを出すときには「リスク」を伴うということを意識しましょう。