時代は「郵送」ではなく「WEB」でのエントリー?!WEBエントリーのポイント
スムーズにWEBエントリーを行いましょう。
2016.08.20
ざっくり言うと
- WEBエントリーの際のポイントを紹介!
- 5つのコツを紹介!
- 限られた時間を有効に使える!
はじめに
現在では企業にエントリーする際に、
「WEB」でのエントリーが主流になっています。
郵送と異なり、
・送料がかからない
・届くまでの時間を考慮しなくて良い
・手書きより修正が簡単で、短時間で仕上げられる
などの利点ありますが、
そこには思わぬ落とし穴が潜んでいます。
ここでは、
WEBエントリーの際のポイントを紹介します。
ポイント❶ コピー&ペーストが必須
ほとんどの企業のWEBエントリーシートは、
1時間の制限時間が設けられていて、時間を
超えるとデータがすべて失われてしまいます。
さらに、前のページを確認しようとして、
「戻る」ボタンを押してしまうと、そこまで
打ち込んでいたデータが消えてしまいます。
そうなるとせっかくの努力が
水の泡となってしまいます。
そのため、
WEBでのエントリーシートの記入の際には、
エントリーシートフォームにそのまま
打ち込むのではなく、Wordなどで下書きを作り、
コピー&ペーストがオススメです。
また、Wordで保存しておくことにより、自分が
どのようなことを書いたか確認することができます。
面接では、エントリーシートを元に
質問されることが多いです。
それを事前に読み返しておくことで、
自分が伝えたいことがブレず、
一貫性のある答え方をすることができます。
ポイント❷ 改行できないときの工夫
WEBに限ったことではありませんが、
エントリーシート記入において、
「読みやすさ」が重要です。
改行や箇条書きを
うまく利用しましょう。
箇条書きでは、「・」を利用する方が
多いのではないかと思いますが、
「・」は文章中でも使います。
そのため、「■」「●」など別のものを
使うことをおすすめします。
また、WEBエントリーシートでは「改行できない」
あるいは、企業が確認するときに改行が
反映されていない場合が多くなっています。
そのため、「改行せずに読みやすい文章」を
作る必要があります。
具体的には
❶「▼」「◆」「:」「【】」などの記号を使う
:本来改行したい位置で「▼」「◆」を入れることで、
文章を切ることができます。有効に使いましょう。
また、「:」は補足説明をする際、「【】」は
タイトルを目立たせるときに使うことができます。
❷ナンバリングをする
:志望動機の場合、いくつか理由が
ある方もいらっしゃるでしょう。
この場合、箇条書きの要領で(1)(2)などの
記号を用うことにより、読みやすくしましょう。
といった方法があります。
以上の工夫を踏まえた例文が以下となっています。修正前と修正後の読みやすさを比べてみましょう。
≪修正前≫
私が貴社を志望する理由は2点あります。1点目は、貴社の企業姿勢に惹かれたからです。堅固な定番商品を持ちながら、新しい事業展開に積極的な企業姿勢に魅力を感じました。2点目は貴社が進める研究に興味を抱いたからです。私は大学で、●●の研究をしています。その中で●●が秘める可能性の大きさを学び、商品の研究や開発に関わりたいと思いました。
↓
↓
↓
≪修正後≫
【志望理由】(1)企業姿勢に惹かれたから:堅固な定番商品を持ちながら、新しい事業展開に積極的な企業姿勢に魅力を感じた。(2)貴社が進める研究に興味を抱いたから:大学では●●の研究をしている。その中で●●が秘める可能性の大きさを学び、商品の研究や開発に関わりたいと思った。
いかがでしょうか。
≪修正前≫に比べ≪修正後≫は内容が
理解しやすくなっているかと思います。
しかし、「ごちゃごちゃしていて読みにくい」と
感じる方もいらっしゃるかもしれません。
そのため、先輩や友人に読んでもらい、
「読みやすい」文章になるよう、
修正を重ねていきましょう。
ポイント❸ 誤字脱字のチェック
手書きのエントリーシートに比べ、
WEBでのエントリーシートは
誤字脱字に気づきにくいです。
そのため、一度印刷し、
チェックを念入りに行いましょう。
面倒かもしれませんが、「誤字脱字」があると
印象は悪くなります。
誤字脱字を0にすることは非常に重要です。
また、これは社会人でもやっている基本的な
ことなので、今のうちにその習慣を
身につけておきましょう。
ポイント❹ 締め切り直前でのサーバーダウンに注意
締め切り直前は、アクセスが集中します。
「締め切り前にしっかり書き上げたのに、
サーバーダウンで提出できなかった」という
事態も起こりかねません。
締め切り直前のサーバーダウンの可能性を考え、
余裕をもって提出しましょう。
また、締め切りギリギリよりも余裕をもって
提出したほうが企業からのイメージも良いでしょう。
ポイント❺ WEB上での写真登録
WEBでのエントリーシート提出とともに、
WEB上での証明写真の登録が
求められることが多くあります。
方法としては、
❶プリンタについているスキャナー機能で、
手持ちの証明写真を取り込む
❷スマートフォンやデジカメ等で家族や友人に
撮影してもらい、パソコンにメールで送る。
(このとき、白い壁をバックする)
❸写真屋さんで撮った写真をデータ化
してもらい、それをパソコンで読み込む
といったものがあります。
WEB上での証明写真の登録は、
証明写真だとわかるものなら、
画質が多少悪くても問題はありません。
写真屋さんでしっかり撮ってもらったものを
強要しているわけではありません。
サイズやファイルの形式など、
どのようなものを登録してほしいか
指定がある企業もあります。
説明をよく読み、それに従いましょう。
また、髪型・メイク等しっかり整え、
スーツで撮影することをおすすめします。
おわりに
いかがでしたか?
WEBエントリーと郵送エントリーは
共通しておさえるべきポイントもありますが、
WEBエントリーならではのポイントも
多く存在します。
締め切り直前であせるのではなく、
ポイントをしっかり理解し、
スムーズにWEBエントリーを行いましょう。