【就活生必見!】夏以降冬インターンに向けて〜今後やるべきこと〜

夏に参加した人もしてない人も!冬のインターンシップに向けてやるべきことの総復習をしませんか?

インターンシップ 

2016.08.09

ざっくり言うと

  • 夏と冬のインターンシップ、どんな違いがあるの?
  • 夏の過ごし方別の対策とは?
  • 冬に向けて必ずやっておきたいことは○○!

はじめに

冬インターンシップの存在感が増してきています。
2016年卒業の就活生から、
就職活動時期が後ろ倒しになった影響で
冬のインターンシップに参加すべきなのか」という
新しい問題が出現しました。

どういうことかというと、
今までであれば
「夏のインターン・秋のインターン」が終わる頃に
就職活動が解禁され本格化していたのが
就活解禁が3月になった2016年卒の就活生から
「冬」というインターンの選択肢が増えた
ということになります。

もちろん
「インターンに参加したことがない…」
というのであれば是非参加するべきですが、
夏も参加して秋も参加して…また冬も…?
という方もいますよね。

本当に参加する必要があるのか?
今回はそのあたりについて
まとめていきたいと思います。

冬と夏のインターンシップの違い

【内容の違い】
内容自体には大差がないことが多いです。
その理由はインターンシップ開催の目的にあります。
開催目的は大きく分けて2つです。

①就活時期が後ろ倒しになったことを受け
 学生との接点を確保したい。
②学生に企業のことをより知ってもらいたい。

この目的はサマーインターンシップも
秋・冬インターンシップも変わらないので
内容も変わらないことが多いんです。

【参加層の違い】
学生側もまだ就職活動という気分ではなく、
会社や就活のイメージが漠然としている時期の夏
に比べて冬の時期は、
より就活への考えが具体的になり
参加する意欲が高い人が多いでしょう。

それによって、中身は変わらずとも
より緊迫感のある環境での
デモンストレーションになることが多いようです。

【夏よりも短期インターシップが多い】
9月までは「1週間以上」のインターンシップ
に参加する人が多いですが、
10月以降は、「1日~3日程度」が多くなります。
10月以降に実施されるような
「1日~3日程度」のインターンシップ数は、
9月の約2倍に達しています。

一方で、10月以降は、
「1週間以上」のインターンシップが減少するので
希望条件に合うものがある場合は、
早めに申し込みをしましょう。

【夏よりもインターンシップ実施数の多い業種がある】
IT」は、「8月」「9月」「2月」で
同程度の実施しています。
さらに、
メーカー/金融/商社」は、
「8月」「9月」よりも「2月」に多く
インターンシップを実施しています。

夏にインターンシップを実施していない企業が
秋や冬にインターンシップを実施する
といったケースもあるので、
特定の企業や業界が気になっている人は
こまめに情報を確認しましょう。

【その他の違い】
①参加人数が増えるため倍率が増加する。
②企業側が最後の囲い込みを行う機会です。
 夏のインターンシップ時よりも、
 学生側が現実的に就活に取り組む時期なので
 企業側も具体的な内容を示すことが多いです。

冬のインターンシップは、
春と同様に内定直結型選考の1次免除等の
オプションがついてくることが多いです。

何をするべきなのか?

夏を終えると、3年生は3つのタイプに分かれます。

①夏のインターンに参加して
 「インターンから得るものがあった」と
 自分の成長に繋がる気づきを生み出せた学生
②簡単なグループワークや企業の宣伝などで
 インターンに意味を見いだせなかった学生
③そもそも夏のインターンには
 参加しなかった
学生

では、それぞれのタイプの学生は
今後何をすればいいのか?

①の学生
選考直結型の難易度の高いインターンに参加し
本選考への腕試しを図りましょう。

仮に結果がついてこない
(ESなど書類で落ちてしまう場合は特に)
ということであれば、
根本的な改善の余地があるということなので、
現状の自分の立ち位置を
正確に把握するという意味合いで、
冬のインターンを受けるのもよいでしょう。

②の学生
就活直前の冬のタイミングで
インターンに時間を割くのではなく、
OB訪問や企業研究、ESの作りこみなど、
より具体的な就職活動の準備を進めていくのも
得策でしょう。
【参考コラム】
OB訪問について:https://rebe.jp/column/detail/1547
企業研究:https://rebe.jp/column/detail/1279
ESについて:https://rebe.jp/column/detail/1562

③の学生
積極的に冬インターンに参加すべきです。
というのも就職活動においては
経験』が重要です。
その点において、
夏のインターンに参加している学生に
差を付けられています

本選考までに
この差を埋めて置く必要があるので
冬のインターンに積極的に参加しましょう。

夏インターンに参加してこなかった人のために

【自己分析】
ESでの自己PRや面接対策において
就職活動をする上で絶対に必要とされる
自己分析

「それっていつやったらいいの?」
「まだやらなくても大丈夫でしょ」
などと考えている人も多いですが、
自己分析は一朝一夕では出来ません!
「一回やったから自己分析終わり」
ではなく、何度も繰り返し自己分析を行い
精度を上げていく必要があるのです。

それを踏まえると、
就活が始まってから自己分析していたのでは
間に合わないかもしれません。

夏休みが終わってひと段落したこの時期に
自己分析を済ませているかどうかは
今後の就職活動を大きく左右するでしょう。

【業界研究】
自己分析が終わったら、
自分に合った業界は一体どんな業界なのか
が自ずと分かってきます。
もしかしたら
今まで自分が考えていなかった業界を
知ることができるかもしれません。
自分に適した業界をどんどん調べていきましょう。
気になった企業をピックアップして、
その会社のインターンシップ説明会などに
参加してみるのもいい方法です。

このように【自己分析】と【業界研究】を通して、
・自分はどんな価値観を持っていて、
・どんな業界に興味を抱いているのか、
そしてその業界は、
・どんな仕事内容があって、
・どんな環境なのか
などをこの時期に
分析しておくことが重要です。

夏に就職活動の準備をしなかった学生
特にこの作業をこれからしっかり行うことで
遅れを挽回しましょう!

おわりに

夏のインターンシップに参加してきた人は
しっかりと振り返りをして、
今後の就職活動を楽に進めるための
準備を進めていきましょう。

夏のインターンシップに参加しなかった人は
自己分析業界研究を進め、
これから本格化する秋冬インターンシップに臨みましょう。
インターンシップは、
学生生活ではなかなか体験得ることができない
働くという経験を得ることができ、
社会人として成長できます!

インターンシップを大いに活用して
本番の就職活動に備えましょう。