【業界研究】銀行業界の本質と魅力をご紹介!
根強い人気を誇る銀行業界。どんな魅力があるのかお教えします!
2015.12.26
ざっくり言うと
- 銀行業界とは?
- 主な仕事内容
- 業務の現状と課題
はじめに
銀行というと、お金を勘定する人という
イメージがあるかもしれないですが、
それは銀行のなかのごく一部の仕事にすぎません!
今回は銀行の【本質】をご紹介します。
銀行業界とは?
銀行とは、個人や企業から預金を集めて、
それを企業や個人に融資する金融機関です。
銀行の特徴は、【預金を集める機能】
を持っているところです。
銀行は、経営基盤の違いから
・都市銀行(全国展開)
・地方銀行(地方に限定)
・信託銀行(財産管理の代行が主業務)
に分けられます。
▼銀行の種類と特徴を詳しく
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【銀行の種類と特徴まとめ】
主な仕事内容
銀行の本業は、3つに分けられます。
【預金】
預金者の資産を管理・保管する業務です。
預金者から信用を受けてお金を預かるところから、
受信業務といいます。
【貸付】
企業や個人に資金を貸し出す業務です。
貸出先に信用を与えるところから、
与信業務といいます。
【為替】
振り込みや送金で債権や債務の決済を行う業務です。
現金を使わずに、支払いや受け取りを
することができます。これを決済業務といいます。
業界の魅力とネガティブ要素
【銀行員として働く魅力】
・給与が良い
一般企業より比較的給与が高いといわれており、
出世すると上げ幅も大きいです。
・社会的信用が高い
安定していて、世間体が良いイメージが大きいです。
・企業の社長クラスの人と対等に話ができる
会社の社長と、経営の話や実際に商品を
作ることに携わることができます。
【銀行員として働くネガティブ要素】
・責任が大きい
お金を扱う仕事であるため、ちょっとしたミスが
大惨事になり得ることがあるのが銀行です。
小さなミスでも、上司の出世や自分の出世にも
大きく関わってしまいます。
・多大な知識量が必要
預金のほかにも、投資信託や保険など、
多くの商品を扱うのが銀行です。
お客様の希望にこたえるには、自分自身が
商品をすべて理解しておく必要があります。
業界の現状と課題
【不良債権比率の低下】
バブル崩壊と金融危機などの影響におり
深刻化していた銀行の不良債権問題は、
近年ようやく回復し、経営体力も回復しています。
今後不良債権問題の再発を防ぐために、
銀行の体力や耐性を高めておく必要があります。
そのためには、以下の3つの課題があげられます。
①自己資本の充実
②適切な金利設定や信用リスクの管理強化
③収益向上による経営の安定化
アベノミクスにより景気が徐々に回復している今、
銀行のビジネスモデルは新たな変革も
求められてくるでしょう。
▼地銀について知りたい方はコチラ
地銀だから安定はもう遅いって本当??
おわりに
就活生からの人気が高い銀行業。
その人気を突破するためには、
銀行の現状や働く上での
メリット・デメリットを理解し、
・金融機関の中でも銀行が良い理由
・銀行でどのように活躍できるのか
をしっかりと言えるようにしてから、
エントリーしましょう!