就活と学業成績の関係性とは?企業の意図を徹底解説!!【前編】
就活で学業成績は必要なの?直前になって焦らないために・・・
2015.09.30
ざっくり言うと
- 成績が悪いから内定がもらえない、は間違い!
- ただ、努力の過程は大切です。
- 近年は実は成績を重視する傾向に・・・
はじめに
「やばい…わたしGPA低い」
「成績が悪くても内定をもらった先輩もいるし、
まあ大丈夫だろう!!」
と、就活を意識すると同時に、
自分の成績についての危機感を持っている学生も
少なくないはずです。
では、就職活動において大学の成績は
どのように影響を与えるのでしょうか。
そこで”就活と大学の成績の関係”について
徹底解説します!!
近年重視されつつある成績表!?
従来、大学や学部によって
GPAの取りやすさや評価方法が異なるため、
ほとんどの企業では
GPAはあまり見られていませんでした。
ですが近年、外資系の企業や大企業が中心に
GPAを重視するようになってきました。
なぜなら、このような企業には
学力の高い人材が多いということ、
エントリーシートからは見ることのできない
学生の人間性をみることができる
という理由が挙げられています。
また、以下のような見解も示されています。
自社の採用活動の成功だけを考えるならば、大学の成績を活用することは、自社への応募数の減少につながるかもしれません。しかし、それでも企業の採用活動が大学教育や大学生の学業の対しての意欲を阻害している現状に対して、何らかの行動をすべきだと判断したのです。出典 東洋経済
履歴書や面接だけでは分からない、学生の力を見極めることが狙いです。注目しているのは成績の良し悪しだけではなく、苦手な科目から逃げずにしっかりと向き合う“耐える力”です。出典 NHKニュース
それでは成績が悪いと内定がもらえないの?
もちろん、
大学の成績がすべてというわけではありません。
大学の成績は内定を出す手段の一つです。
成績が良いに越したことはありませんが、
“単位を落としたことがある…”、
“正直GPAが悪い”、
“これを見て不安になった”
という学生さんも多いのではないでしょうか。
しかし、企業側は
「成績の良くない人はいらない」
「成績のいい人だけが欲しい」
「成績で一律的な足切りをしたい」
と考えているわけではありません。
企業側は
「採用にあたって成績だけで評価するのではなく、
大学の講義で何を感じ、
どのように取り組んだのかを選考の参考にすることが
学生のためであり、社会の発展にもつながる」
と考えているのです。