

元教育業界の人事が執筆!就活マナー連載コラムvol.5【キャンセル】
プレ社会人である就活生としてコレだけは押さえていおこう!
作成日:2016年02月12日 更新日:2019年12月11日
ざっくり言うと
- ドタキャンが与える企業への影響とは?
- スケジュールは「一元管理」しよう
- 「とりあえず」で説明会に予約しない
はじめに
今回は「キャンセルのマナー」についてお話したいと思います。
みなさん、就職活動で説明会や選考をドタキャンしたことはありますか?
「説明会や選考会が立て込む時期だからドタキャンしてもしょうがない」
というのが学生側の気持ちかもしれません。
多い方ですと、数十社もの会社説明会や選考会に短期間に集中して参加している状況を考えると、ダブルブッキングしてしまうケースや、予約した説明会を忘れてしまい、ドタキャンになるのも分かります。
また、止む終えない理由の場合もあるでしょう。身内の不幸や事故、交通機関の遅れ、病気など様々な理由があります。いかなる理由でも電話の1本をかけることは可能ですよね。それを怠っては絶対にいけません。
しかし、ドタキャンはドタキャンであり、ドタキャンされてしまった企業側としてはとても残念に思います。
ここで皆さんに覚えてもらいたいことは、ビジネスは「多くの約束事で成立している」ということです。
契約書のような約束もありますし、「いつまでに仕事を完了させます」という納期の約束もあります。「これぐらいの成果を出します」という成果の約束もあります。そのような大小様々な約束を守り続けることの積み重ねで、社会人になると周囲から信用を得ることができるのです。
ただ、そうやって築き上げた信用も、破った約束の内容次第では、一瞬で信用がゼロになってしまう場合があることを忘れないでください。社会人はそのような常識をもっているので、就職活動中の学生さんに対しても、約束を守ることを期待しています。
では、ドタキャンやダブルブッキングをしないためにはどうすれば良いのでしょうか。
スケジュール管理を徹底する
これは就職活動中一番大切なことです。当たり前ですが、就職活動は一人でやっていることではなく、相手があってのこと。手帳でもPCのカレンダーでも良いですが、必ず「一元管理」をするようにしましょう。また予定を詰めすぎて、移動時間がないなどのミスも無いようにしましょう。
「とりあえず」説明会の予約をしない
自分は全く興味がないのに、「友人に誘われたから」「人気企業だから」「腕試しに」という理由で「とりあえず」説明会に予約することは、高い確率でドタキャンを招きます。エントリーボタンを押す前に「本当に参加する気があるのか?」を自問自答しましょう。
ドタキャンは、「自分さえ良ければほかの人に迷惑をかけても良い」という考えから来るのだと思います。それは自己中心的な考え方なので、これから社会人になる方は見直す必要があります。
プレ社会人の時期である就職活動中は、「自分の行動がほかの人にどのような影響を及ぼすのか」ということを常に意識して行動してもらいたいですね!
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