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【業界研究】流通や旅行にも携わる空輸業界①

近年業績が回復してきている空輸業界の魅力とは?

作成日:2016年01月08日  更新日:2019年12月11日

ざっくり言うと

  • 近年の空輸業界は訪日外国人旅行客の増加により業績回復傾向
  • 福利厚生に社員優待航空券があり家族も使うことができる
  • 勤務時間が不定期であることがネガティブ要素

はじめに

飛行機は旅行が当たり前の娯楽になった今、私たちの生活にもだいぶ身近な移動手段になっていますよね!!

その「飛行機」を資本としている業界がまさに空輸業界です。(空輸業界は空運業界、航空業界とも呼ばれています。)

空輸業界とは

空輸業界のみならず、運輸業界全体で流通分野や旅行業界など他の業界と深く関わっている横の広がりが強い業界です。
業界の仕事を簡単に説明すると、飛行機を使って国内外への貨物輸送や旅客輸送を行っています。

まずは業界の基本情報を見てみましょう。

•業界規模:3兆1,888億円
•経常利益計:2,043億円
•売上高純利益率:+5.9%
•過去5年の伸び率:+1.5%
•総資産額:3兆7,530億円
•労働者数:17,252人
•平均年齢:39.1歳
•平均勤続年数:7.3年
•平均年収:583万円
(平成25年7月-平成26年6月 決算)
出典 業界search.com

近年の空輸業界は訪日外国人旅行者の増加やアジア経済の成長により、業績は回復傾向にあります。

次に業界内の企業をみてみましょう。
国内外問わず、空輸業界は大手航空会社とLCC(格安航空会社)に大きく分かれます。
《例》
国内大手航空会社:ANAホールディングス、日本航空
国内LCC:エアアジア・ジャパン、ジェットスター・ジャパンなど
近年はLCCが破格の運賃の安さを売りにし、急速な発展を遂げています。

主な仕事内容

空輸を支える仕事としては大きく3つの仕事に分けられます。

①サービス系:パロット、キャビンアテンダントなど
②技術系:飛行機の整備など運航の安全性を担う
③事務系:コーポレート、ビジネス、オペレーションすべてのフィールドで国内外を問わず活躍

業界の魅力とネガティブ要素

《魅力》
・2020年の東京オリンピックに向けて更なる外国人観光客増加が見込める。
・大手企業は福利厚生はある程度整っている
→空輸業界の魅力的な福利厚生の1つとしてよく挙げられるのは、 社員優待航空券です。これは本人および家族向けの優待航空券で中には無償優待航空券もあるようです。

《ネガティブ要素》
・勤務時間が早朝から、または深夜までなど不定期
→時間制限がある空港もありますが、24時間開いている空港もあります。そのため、勤務時間は不定期になってしまいます。また年中無休で空港は活動しているため、休日も不定期になってしまう可能性もあります。

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